2016年8月31日水曜日

平和を学ぶ旅② ~ 広島ピースキャンプご報告 ~


 
最終日は、広島YMCAを訪問し、職員の中奥さんのお話を伺いました。
広島YMCAは、1938年の創立後、10年も経たないうちに原爆によって壊滅的な打撃を受け、
その後、多くの方の支えによって、活動を再開、今もなお広島市民をはじめ多くの方々と共に
平和運動に取り組んでいるYMCAです。
 
 私たちが初日に千羽鶴を奉納した「原爆の子像」設立にあたっても、当時のYMCAの方々が
尽力された、というお話も伺いました。
 
この2日間、平和記念資料館、平和記念公園、本川小学校をまわり、自分が学んだ、
「広島で起きた戦争、原爆のこと」を思い出しながら中奥さんのお話しを聞きます。
子どもたちは、積極的に質問し、自分で整理しながら報告書に記入しました。
 
 今回、横浜YMCAの代表として参加した子どもたちには、大事な役割があります。
それぞれ所属のクラブや報告会などで、仲間たちの前で今回の学びを発表します。
 それに向けて、これから準備を進めていきます。
 
学びも、楽しみもあった3日間の『広島ピースキャンプ』、今年も無事終了いたしました。
 
実施にあたり、支えてくださった皆様、受け入れてくださった皆様、応援して下さった皆様に
心より感謝いたします。
                          (石川小学校放課後キッズクラブ 戸塚 千理)

 

うれしいうれしい夏祭り!

YMCAあつぎ保育園ホサナ・ホサナ夏祭りのご報告

前日のちょうちんをつけている時からワクワクモードの子ども達。
この日のために8月はたくさん頑張りました。
はりきって、お店屋さんをし、小さい子には優しく教えてあげていました。
同じくらいお客さんも楽しみだったようで、自分のチケットを握りしめ、他のクラスへ。
「どれにしますか?」「アイスありますよ~。」
「焼きそばいかがですか~?」
「いらっしゃーい!!」
たくさんお土産をGetし、テーブルで友だちと食べていました。
おうちの人にもお手伝いいただき、たくさんのご協力ありがとうございました。
(園長 野澤ひらく)

2016年8月27日土曜日

平和を学ぶ旅  ~広島ピースキャンプのご報告~



824()から2泊3日で、横浜YMCAアフタースクール事業部主催の『広島ピースキャンプ』が行われています。昨年に続いて、第2回目となりました。

今回のピースキャンプにはYMCAとつか学童クラブ、石川小キッズクラブ、上飯田小キッズクラブの高学年11名が参加しています。

 

戦後70年を過ぎた今、「平和とは何か?」「自分たちにできることは何か?」を子どもたち自身が知り、考え、学ぶことを目的としたピースキャンプです。

 

広島へと到着した一同は、平和記念公園へ向かいました。

まず実際に被爆された方のお話を拝聴しました。

松本さんは現在84歳、松本さんが13歳だったころ(高等女学院2年生のころ)、塗装に出かけるところで被爆されたそうです。

松本さんのお話は、心にずしんとくるものがあり、現在では到底想像もつかなく、原爆投下直前・直後の様子をお話してくださいました。

子どもたちは熱心にメモをとりながら真剣に話を聞いていました。

このようなお話を聞けること、またそのお話を聞き学ぶことができることはとても貴重な時間となりました。


その後、平和記念資料館を見学しました。

目を疑ってしまうほどの写真や、被爆したものを見て、子どもたちは言葉を失い、戦争の恐ろしさを体感していました。

佐々木禎子さんの祈りが込められた千羽鶴、

今回は、アフタースクール事業部の各学童クラブ、キッズクラブにもご協力いただき、みんなで千羽鶴を完成させました。


今回ピースキャンプに行けなかった子の分の祈りをのせて、ピースキャンプ参加者一同は、原爆の子の像のもとで、平和を祈り、平和宣言いたしました。


平和記念公園を散策後、夕食タイムです。

初日の夜は「広島風お好み焼き」をいただきました。


宿に戻り、ふりかえりをして就寝です。

子どもたちにとって学びを深めることのできた日になりました。 
http://www.yokohamaymca.org/gakudo/

2016年8月22日月曜日

小さな命を日頃から守るために。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・幼児救急法講習のご報告

日本赤十字社の救急法指導員の方に来て頂き、乳幼児の心肺蘇生やAEDを用いた除細動など、心臓や呼吸が停止した子の命を救うための方法を学びました。研修用に用意した人形を相手に、心肺蘇生に関する一連の流れ、人工呼吸と心臓マッサージ、AEDの装着と使用方法を指導員の方の指導のもとに学びました。
毎年、実施している救急法の講習会ですが、蘇生ガイドラインが昨年改訂されたので、一次救命処置をいち早く始められるよう、迷った際にも直ちに心肺蘇生を行うことを強調している新たな内容の講習になりました。
保育者たちは、救急法の練習用人形を相手に、救急処置の一連の動作を交代でくり返しながら、スムーズに動けるようになるまでくり返し練習しました。
一次救命処置に続いて、身近なものをつかった救急法の練習をしました。バンダナを使って、ガーゼや包帯の代わりに傷口を覆ったり、ストッキングを三角巾代わりに腕を吊ったり、頭の怪我を覆うのに利用する練習をしました。

定期的にくり返し行う救急法の研修で、命を救うための技術を習得し備えること。そして保育者同士の連携を強めておくことが救命においてはとても重要です。日々、子どもたちの命を預かる私たちのつとめを確認するとても大切な研修となりました。
(園長 野澤ひらく)

2016年8月9日火曜日

レスポンシビリティディ・みんなで大掃除♪

厚木YMCA・レスポンシビリティディのご報告

厚木YMCAにて8月6日(土)にプール&体育館の大掃除を行いました。どちらも約30名のリーダー、メンバー、ボランティアの皆さんにご協力頂きました。


普段目につかない場所にも目を向けて、皆一生懸命掃除に励みました。「こここんなに汚いー!」「こんなに汚れが取れた!」など汚れている場所を見つけてはキレイにしました!また、普段使用している物のチェックもしました。体育館でいうとマットや跳び箱、プールでいうとフロア台やコースロープなどで壊れている部分や不具合がないか細かく確認をし、後半の夏季講習会も安全に行えるように確認しました。
普段使用している道具に感謝することはとても大切なことです。また、YMCAで使用している道具はみんなの道具です。これからも一人一人がそういったことを意識して活動していってほしいと思います。


レスポンシビリティディにご参加頂いた皆さんありがとうございました!

(厚木YMCA 田中誠也)

2016年8月8日月曜日

神様に感謝し、他の人のために祈れるわたしたちでいたい。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・平和の礼拝のご報告

毎年の8月には、幼児組の子どもたちと平和の礼拝をしています。
お話は、森直樹牧師です。
アフリカの子どもの写真を数枚見せてくださり、地球儀で 日本とアフリカの位置を確認して世界には食べものがなくて、石を拾って食べている子がいること、1分の間に子どもが9人も飢えで死んでしまうことを教えてくださいました。
今、わたしたちは「食べたくない」と嫌いなものを食べないでいられるくらい恵まれた環境にいますが、食べたくても食べられない子どもたちを覚えてお祈りすることや、自分の環境に感謝するのを忘れないことが「平和」だそうです。
どんな状況の中にあっても、神様に感謝し、他の人のために祈れるわたしたちでいたいです。
(主任保育士 中野恵子)

2016年8月5日金曜日

みんな絵本が大好きです。今年も贈っていただきました。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・絵本贈呈式のご報告

ワイズメンズクラブ東日本区メネット委員会の皆様より、「子どもたちに絵本を贈るプロジェクト」で5冊の絵本を贈呈いただきました。
ワイズメンズクラブは、YMCAの青少年活動を支援することを目的の一つとして活動している、地域奉仕を行っている団体です。ホサナでも毎年、絵本を贈っていただいています。
今日は、いつもホサナを支えてくださっている「厚木ワイズメンズクラブ」の会長をはじめ会員の皆さんに来ていただいて、子どもたちへ直接絵本を手渡していただく「贈呈式」を行い、贈っていただいた本の中から、読んでいただきました。
贈って頂いた絵本は、「ホサナ文庫」の蔵書になります。絵本好きなホサナの子は、いつでもホサナで読むことができます。貸し出しもしているので、持って帰って、おうちの人と一緒に読むことができるように貸し出しもします。
どうぞ新しい絵本を皆さんで楽しんでください。
(YMCAあつぎ保育園ホサナ 野澤ひらく)

2016年8月3日水曜日

卒園しても「ホサナ大好き!」

YMCAあつぎ保育園ホサナ・ホサナ卒園児同窓会のご報告

毎年夏休みの最初の土曜日に ホサナの同窓会を開催しています。
今年は、小学1年生~中学1年生までの37名が集まりました。
まずは、ホサナのホールに集合しましたが、久しぶりの保育室をながめて「小さくなった?」とつぶやく子も…。
みんなが大きくなったから小さく感じるんだよね。40人近くの小学生が集まると、広いホールも窮屈になります。

厚木YMCA体育館を借りて、 4つに分かれて チーム対抗ゲーム大会をしました。
年長児キャンプの夜にしていた懐かしい「猛獣狩り」からスタートして、いろいろなゲームをして盛り上がりました。
一緒に 昼食を食べて、ラストにドッジボール!
4~5歳の頃は、コートやライン、下手をするとルールを勘違いしてなかなか成立しなかったドッジボールだったのに、さすが小学生!ふわふわボールだったのに やる気と迫力のある試合展開になって、リーダーたちは昔と比べて大笑いでした。

高学年の子たちに、掃除や買い物を手伝ってもらい、
最後はホサナでおやつタイム。
お迎えに来たお母さんたちも「ここが落ち着く~」と、おしゃべりが尽きない様子。

卒園しても「ホサナ大好き!」と、こうやって顔を見せに来てくれて、背が伸びて成長した姿を見られる機会は本当に嬉しいです。

(主任保育士 中野恵子)

2016年8月2日火曜日

暑中見舞いに使えるかな?  学童クラブ「あゆの学校」 ~ 紙漉き体験のご報告 ~


夏休みになりました。「あゆの学校」のお友達(あゆっ子)も、毎日 元気に朝から通ってきています。毎回 夏休みに戻ってくる6年生のお兄さん達3名も加わって、にぎやかな夏休みのスタートです。

今回はティッシュペーパーとトイレットペーパーを使って、紙漉きの体験を行いました。以前 牛乳パックを使って作ったことがありましたが、今回は2種類の紙を細かくちぎり、水を入れたペットボトルに入れてシェイクするだけ。

この混ぜる作業が面白く、子ども達は大はしゃぎ!「もっとドロドロにしたいから、もう少し頑張る」「なんかカルピスみたい!」と、ペットボトルを振り続けていました。今回は少し模様をつけようと、細かく切った折り紙や短く切った毛糸も一緒に入れてさらにシェイクシェイク。カルピス状に紙を溶かします。
 
次に紙漉きキットの網にペットボトルの中の液体を流しいれ、平らにし、折り紙や毛糸をバランス良く配置して、型にはめて上から水分を出すように押していきます。よーく絞ったものを乾いたタオルに挟んで優しく押さえて水気をとり、窓に貼り付けて1~2日乾かして完成です。
 

 







折り紙や毛糸の量でまったく違った風合いに仕上がり、みんな大喜び。
郵便番号のスタンプを押して切手を貼れば、暑中見舞いとして使用出来ます。
とても簡単で作業も楽しく、子ども達に大好評で、今年の「あゆっ子まつり」に、このハガキや紙漉きコースターを作って出品することになりました。みなさん ぜひ見に来てくださいね!