【YMCAあつぎ保育園ホサナ】保育活動報告
YMCAあつぎ保育園ホサナでは、イエス・キリストの教えに基づき以下の事柄を大切にしています。
○子どもの主体性を育む保育
○自然にふれ、健康な心と体と豊かな感性を育む保育
○さまざまな活動や遊びを通して子どものやってみたい気持ちを大切にする保育
○違うことの大切さを認める保育
○仲間と共に育ちあう保育
今回は幼児クラスでのオタマジャクシ観察の様子をお伝えします。
6月のある日、保育園のお部屋にオタマジャクシがやってきました。
初めてみる子も観察の経験がある子も、みんなで集まって観察会!
「これからカエルへ成長するんだよ!」
図鑑を開いて調べてみる姿もあります。頼もしい!
きっとこのあと足が出て、手が出て…さぁイメージが膨らんできましたよ。
「エサは何が好きなんだろう?」
「図鑑にはご飯粒って書いてあったよ!」
早速キッチンさんに分けてもらい、あげてみます!
「ほんとにかじってる!」「いっぱい食べてね!」
大きくなれるよう、願いを込めます♪
水の中が汚れてきたら掃除&水換え。お世話好きな子どもたちで協力です♪
そんな風にお世話を続けていたある日…
「オタマジャクシに足が生えた!!」
登園後に毎日観察をしていた子どもたちが、変化に気づきました。
知ってはいても、本当に生えてくると驚きますよね!
「本当に足が生えてきたよ…」
「ママも見るのは初めてかも?」
お迎えの保護者も巻き込んで、みんなで観察♪
日課のように観察している姿が微笑ましいです。
そしてその数日後…
「手が生えてきたー!」「顔がカエルになってる!」
手が生えたオタマジャクシは、もうすっかりカエルの顔つきになりました。
「手が出てくると、ケースの壁を登れるんだよ!」
観察して気づいたこと…、伝える言葉に熱が入ります。
さらに数日後…
「しっぽが無くなってる!!」
オタマジャクシは“本当に”カエルの子でした♪
「バイバイ!大きくなってまた会えるといいなぁ」
無事、全てのオタマジャクシがカエルへと成長♪
子カエルたちは職員が責任を持って採集地の田んぼへと逃がしました。
日々観察して変化に気づき、みんなで喜び合う…。
身近な生命の神秘を間近に感じられたことを嬉しく思います。
夏を迎えた今は、カブトムシの観察や世話をしているホサナの子どもたち。
本物を継続的に観察する体験を、今後も重ねていきたいと思います。
(あつぎ保育園ホサナ 加藤)