8月24日(水)から2泊3日で、横浜YMCAアフタースクール事業部主催の『広島ピースキャンプ』が行われています。昨年に続いて、第2回目となりました。
今回のピースキャンプにはYMCAとつか学童クラブ、石川小キッズクラブ、上飯田小キッズクラブの高学年11名が参加しています。
戦後70年を過ぎた今、「平和とは何か?」「自分たちにできることは何か?」を子どもたち自身が知り、考え、学ぶことを目的としたピースキャンプです。
広島へと到着した一同は、平和記念公園へ向かいました。
まず実際に被爆された方のお話を拝聴しました。
松本さんは現在84歳、松本さんが13歳だったころ(高等女学院2年生のころ)、塗装に出かけるところで被爆されたそうです。
松本さんのお話は、心にずしんとくるものがあり、現在では到底想像もつかなく、原爆投下直前・直後の様子をお話してくださいました。
子どもたちは熱心にメモをとりながら真剣に話を聞いていました。
このようなお話を聞けること、またそのお話を聞き学ぶことができることはとても貴重な時間となりました。
その後、平和記念資料館を見学しました。
目を疑ってしまうほどの写真や、被爆したものを見て、子どもたちは言葉を失い、戦争の恐ろしさを体感していました。
佐々木禎子さんの祈りが込められた千羽鶴、
今回は、アフタースクール事業部の各学童クラブ、キッズクラブにもご協力いただき、みんなで千羽鶴を完成させました。
今回ピースキャンプに行けなかった子の分の祈りをのせて、ピースキャンプ参加者一同は、原爆の子の像のもとで、平和を祈り、平和宣言いたしました。
平和記念公園を散策後、夕食タイムです。
初日の夜は「広島風お好み焼き」をいただきました。
宿に戻り、ふりかえりをして就寝です。
子どもたちにとって学びを深めることのできた日になりました。
http://www.yokohamaymca.org/gakudo/