2019年7月24日水曜日

【厚木YMCA】自分の命は自分で守る

学童クラブ「あゆの学校」
健康教育部

~ 子ども館合同避難訓練のご報告 ~


 学童クラブ「あゆの学校」では夏休み期間に入り、朝から子ども達の元気な声が響いていますが、夏休みに入ってすぐの7月24日(水) 、大きな地震が起こってホサナから出火したという想定で、「あつぎ保育園ホサナ」と合同で避難訓練を行いました。

 「あゆの学校」では、当日 子ども達には内緒にした状態で警報音を鳴らしました。揺れてないけど「エ?地震なの?」と子ども達は半信半疑。「これから大きいのが来るのかもしれないよ」「机の下に入って」「頭を守って」というリーダー達の声に、「やっぱり本当なのかも・・・」とみんな真剣な表情になりました。
 「ホサナで火事になっているらしいから、外に出るよ」というリーダーの声がすると、無駄な話をする子はいません。みんな素早く並んで、ハンカチやTシャツで鼻と口元を覆い、階段を下りていきました。
 集合場所に集まると「3階燃えてる?」「ホサナの子達は大丈夫かな?」という優しい声も聞かれました。そしてリーダー達の笑顔で周りの状況が分かるにつれ、「やっぱり訓練じゃん!」と安堵の声。ホッとした表情。ちょっぴり緊張の避難訓練。2分で一時待機場所まで移動することが出来ました。いつもの避難訓練とおり、素早い反応が出来た子ども達に頼もしさを覚えたリーダー達です。

保育園と一緒に訓練です

真剣にお話しを聞きます。

 実は前日には、地域の広域避難場所まで徒歩でおでかけしていました。厚木学童の場所は、津波危険地域に当たるため、いざという時のために、毎年 「ぼうさいの丘」まで、ルートを確認しながら、徒歩で遊びに行っています。

避難場所までのルートを確認しながら歩きます

お家でも、学校でも、学童でも無いところで被災したら・・・  自分を守れるのは自分です。
命の大切さ。これからも伝え続けていきたいと思います。

(学童クラブ「あゆの学校」担当 前田  享子)