幼児クラスで、「へいわってどんなこと?」の絵本を読みました。
昔に戦争があって人がたくさん亡くなったこと、世界では満足にご飯が食べられなかったり勉強ができない人がいることを話すと、みんな真剣に聞き入っていました。
なかなか身近に感じられない話ではあるかと思うので、園での生活の中で何をすれば平和に繋がるだろう?ということを考えました。
絵本の中で「いやなことがあったときはいやっていう」という話では、「一人で言えない時もあるよ」という子どもの声が挙がりましたが、「保育者にたすけてって言って一緒に言えばいいね」という話になったり、「友だちに優しくする」と話す子もいたりしました。
今の自分たちの暮らしが当たり前ではないことを心の片隅に留めながら、まずは身近な人との関わりの中で、自分だけではなく人の気持ちに気付いたり人のことを大切に思えたりできるようになって欲しいと思います。
保育者 植木
