2015年7月13日月曜日

「安全に楽しく」をテーマに、野外で遊ぶスキルを体験しながら学びました。

厚木YMCAYMCAあつぎ保育園ホサナ親子野遊び塾のご報告
 梅雨明けはまだ迎えていないものの、好天に恵まれた週末の土曜日、「神奈川県立山岳スポーツセンター」と同じ水無川沿いにある「滝沢園キャンプ場」で、厚木YMCA、YMCAあつぎ保育園ホサナ地域子育て支援活動「親子野遊び塾」を開催しました。
 山遊びをテーマに、安全に野外で遊ぶスキルを体験しながら学ぶ今回の「野遊び塾」は、ふだん神奈川県山岳赤十字奉仕団で活動されている方を講師に招いて、ロープワーク、三角巾を使った救急法、ブルーシートを使ってテントの設営、無線機を使っての移動など、知っておくと野外活動で便利な知識を体験を通して学びました。
 昼食は、飯ごうを使って薪でご飯を炊きました。初めて飯ごう炊さんにチャレンジした方がほとんどで、中ぶたを使った米の量の計り方や、水の量の計り方といった技術も、実際に体験してみました。
 私たちの住む町は、「神奈川の屋根」と呼ばれる丹沢の山々のすぐ近くにあります。都心に近い丹沢は、気軽に山歩きを楽しむことができるフィールドですが、それでも装備などの準備がきちんとしていなかったりすると、ケガをしたり、遭難に結びついてしまうこともあるそうです。
 家族で野外活動を楽しむ機会が増えるこれからの季節。楽しい思い出作りには、まず安全であることが一番です。準備をしっかりすること、いざというときに対処できるようになっておくこと。親子で一緒に野外活動のスキルを実際に体験しながら学ぶ機会は、とても大切だと思いました。
 (YMCAあつぎ保育園ホサナ園長 野澤 ひらく)