2015年8月29日土曜日

大切な子ども達の命を守るために。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・保育者の乳幼児救急法研修のご報告
日本赤十字社の救急法指導員の方に来て頂き、乳幼児の心肺蘇生やAEDを用いた心臓や呼吸が停止した子の命を救うための方法を学びました。研修用に用意した人形を使って、心肺蘇生、人工呼吸と心臓マッサージ、AEDの使用方法を指導員の方の指導のもとに学びました。
全国的な平均で、119番への通報から救急隊の到着まで、平均8分かかってしまうそうです。心肺停止の状態が3分以上続くと、救命率は急激に下がり始めます。時間が経つほど、命が助かる確率が下がっていくのです。保育者たちは、一連の動作を交代でくり返しながら、スムーズに動けるようになるまでくり返し練習しました。
それから、身近なものをつかった救急法の練習をしました。ハンカチを使って、包帯の代わりに傷口を覆ったり、ストッキングを三角巾代わりに腕を吊る練習をしました。
定期的に重ねる救急法の研修で、命を救うための技術を習得し備えること。そして保育者同士の連携を強めておくことが救命においてはとても重要です。日々、子どもたちの命を預かる私たちのつとめを確認するとても大切な研修となりました。
(園長 野澤 ひらく)