2017年8月15日火曜日

平和の大切さを味わいました。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・「平和の大切さを感じる給食」のご報告

 72年前の今日、8月15日に、大きな戦争が終わりました。
 ホサナの子ども達にとっては、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんがまだ若かった頃のお話しです。
広島と長崎というところに、「原子爆弾」という恐い爆弾が落とされました。たった2つの爆弾で20万人以上の人が一瞬で亡くなりました。 
20万人ってとてもたくさんの人なのはわかりますか?今、みんなの住んでいる厚木市に住んでいる人の数と同じくらいです。それがいっぺんに、一瞬に死んでしまった。そんな恐ろしい爆弾です。
 戦争が長く続いたために、食べるものがどんどんなくなりました。戦争は、いろいろなものを奪っていきます。食べ物だけでなく、命も、夢も希望も、そしてみんなから笑顔も奪っていきます。
平和の大切さを、小さな子ども達にも知っておいて欲しいと願い、平和を求めるお祈りをしてから給食にしました。
給食メニューは、玄米ご飯、すいとん、さつま芋。みその味もしっかりついているし、野菜もたくさん入っていておいしいご飯でしたから、戦時中のほんの少ししか中味の入っていないご飯とは比べものになりませんが、「もっと細いお芋を少しだけとか、ほんのちょっとしか葉っぱの入っていない汁くらいしか食べられなかったんだよ。」と話しながら、食べました。

<園長 野澤ひらく>