2018年11月11日日曜日

【離乳食教室】小さな子どもたちの成長にも、食べることが欠かせません。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・地域子育て支援「離乳食作りが体験できる教室の報告


ホサナの地域子育て支援活動「離乳食作りが体験できる教室」を開催しました。
YMCA健康福祉専門学校で保育士を目指す学生たちに、小児栄養学の講義を担当していただいている、管理栄養士の志村隆子先生に、今回の体験教室の講師をお願いしました。
離乳食のポイント、食材の形状や調理の仕方、味付けについて、先生にご用意いただいた離乳食の例を見ながら、そして食べてみながら、まずは教わりました。
昆布や鰹節をつかって、だしを取る方法、市販のだしの素には、塩分や調味料が含まれているので味が濃いこと。素材そのものの味を引き出すのには、こうしただしを使うと良いことを、自分たちでも実際に味わいながら学びました。だしを取るのは、難しいことでも面倒なことでもありません。
昆布と鰹節でとっただしで煮た野菜のポトフは、素材の甘みが生きた美味しさです。離乳食を食べる乳児だけでなく、一緒に食べるパパママにとっても、健康的な食事になります。
ダシの香りと甘い野菜の香りがたつ調理実習室で、ママに負ぶわれて一緒に参加していた子どもたちも、においに誘われてか、機嫌の良い声を出していました。
ささみを離乳食で使う際に、お肉の繊維を上手に切り分ける包丁遣いのポイント。フォークを使って野菜を食べやすい形状にするといった、すぐに役に立つ調理法も伝授いただきました。
離乳食を特別な料理だと思わずに、大人が食べる食事と一緒に作って、ちょっと取り分けて食べやすいように手を加えるといったことで、作ることを手間と考えずに済む方法を教わりました。
小さな子どもたちの成長にも、食べることが欠かせません。ホサナでも食育はとても大切な保育のテーマです。そんなホサナでの乳児をお預かりする際の食育への取り組みも、お伝えできたことと思います。
<園長 野澤ひらく>