2019年2月3日日曜日

【厚木YMCA】障がいは不幸じゃない。不便なだけ。

厚木YMCA
学童クラブ「あゆの学校」

~ 赤瀬 陽龍久さん(絵画アーティスト)講演会 ご報告 ~

 1月31日(木)  学童クラブ「あゆの学校」では、厚木市内を中心に活動されている 車椅子の絵画アーティスト 赤瀬 陽龍久(あかせ はるひさ)さんをお招きし、お話しを伺う時間を持ちました。
ウェルカムボードで歓迎!
地元の絵画アーティスト 赤瀬さん
赤瀬さんは、高校時代のスポーツの事故で身体の自由を失い、車椅子の生活を余儀なくされ、両手も肘を動かすことは出来ますが、指を動かすことは出来ません。それでも絵筆を持ち、作品を描き続けていらっしゃいます。
「障がいは不幸じゃないよ。不便なだけ」
「笑顔と努力で乗り切ろう」
と、精力的に作品を作り続けていらっしゃいます。
プレゼントでいただいた赤瀬さんの作品の缶バッチ
真剣にお話を聞く子ども達
12月高齢者体験の時に車椅子の体験もしましたが、本当に車椅子に乗った方とお会いする機会は少ない子ども達。初めはとても緊張していました。
しかし「なんか聞きたいことある?」と気さくに声をかけてくださった赤瀬さんに、少しずつ心を開き、「ケガをした時は、どんな感じだったんですか?」「ごはんは、どうやって食べるんですか?」「絵を書くときはどうやって筆を持つんですか?」「赤瀬さんの作品には、どうして『ふくろう』が多いんですか?」「どんな時に助けが必要ですか?なんて声をかければいいですか?」など、次々と素直な質問をしていました。また それに対して、率直に答えてくださる赤瀬さん。気持ちが繋がりあった時間を持つことが出来ました。
少しずつ質問していきます。
ヘルパーさんのサポートも必要です。
日常生活で使っている道具や使い方を見せてくださいました
お話しを伺って赤瀬さんの優しく明るいお人柄にすっかり魅了された子ども達。お礼に折り紙で作った「くす玉」と「花束」をプレゼントして、とても喜んでいただきました。
今日はありがとうございました
最後は子ども達が赤瀬さんを囲んでお見送り
今回の出会いで子ども達は何を思い、何を感じてくれたでしょうか?様々な人に出会い、それぞれの違いを受け止め、自分が出来ることで、手を差し伸べられる人であってほしいとリーダー達は願っています。

赤瀬さん「あゆの学校」に来てくださって ありがとうございました!

(学童クラブ「あゆの学校」担当 前田 享子)