2019年12月12日木曜日

【厚木YMCA 学童クラブ】平和について

~ 広島ピースセミナー報告会 ~

 12/9(月) 専門学校のお兄さん、お姉さんが学童にやってきました。今回来てくれた4名は、夏の『広島ピースセミナー』に参加した学生さんで、日本のみならず、「インドネシア」「 フィリピン」「在日ペルー人」の人達でした。
まず 日本の戦争に関わるセミナーに、外国に連なる人たちがたくさん参加していたことが、子ども達には驚きだったようです。
プロジェクターを使って説明
 2泊3日のセミナーの様子、見てきたこと、出会った人々、感じたことなどをお話ししてくれました。介護科の学生さんでしたが、皆さん日本語もお上手で、子ども達にも伝わる言葉で語ってくれました。
11月に学童で行っている『広島ピースキャンプ』の報告も聞いていたので、原爆の話しなどは、なんとなく聞き覚えのある内容でしたが、やはり大人のセミナーなので、少し難しくも深い話しを伺えました。
広島YMCAの取り組みについてのお話も
 特に子ども達が、一瞬固まったようにシーンと空気が変わったのは、インドネシアやフィリピンのお姉さんが語った「戦争中 私達の国は、日本に侵略されていました」という言葉。この日は真珠湾攻撃の翌日。日本が仕掛けたことで戦争が始まったということ。
見方を変えると、日本も加害者なんだということは考えたこともなかったことで、子ども達の気持ちに刺さったようです。
初めて聞く話しに真剣な表情
このことは大人になるにつれて学んでいくと思いますが、今日感じたこの感覚を覚えていてくれたらと思います。
インドネシアのお姉さん。日本語上手!

 最後はみんなで広島のピースサインを教えてもらって、笑顔で一緒に写真に納まりました。国籍や年代、時代超えて、共に手をとって生きていられることに感謝します。
お話してくれた4人の学生さん、内田先生、ありがとうございました。
平和な世界が続きますように・・・

(学童クラブ「あゆの学校」担当 前田 享子)