2021年3月1日月曜日

【厚木YMCA 健康教育部 学童クラブ】ひとりひとりの個性を認めて・・・

 ~ ピンクシャツデーのご報告 ~

 


 224()は、『ピンクシャツデー』でした。

厚木YMCAでは21()から27()の期間、専門学校、健康教育部、学童保育、保育園など、全体でいじめについて考える期間としていました。

プールの成人会員さんも、ピンクのビート板を使って練習し、思いを一つにしてくださいました。


また 保育園や学童クラブと同じビルに入っているNTT Docomoさんも、取り組みに賛同してくださって、保育園や学童の子ども達と一緒に写真をとって、ピンクシャツデーをアピールしてくださいました。


 

 学童クラブ「あゆの学校」では、毎月最終水曜日を『今月のピンクシャツデー』として、みんなの個性を認める取り組みを行ってきましたが、2月は学生リーダー達が、いろいろな切り口からいじめについて語ってくれました。「自分の持病について」や子どもの頃に「見た目にコンプレックスを持っていたこと」など、それぞれがカードを用意したり、絵本を用いたりしながら、自分の思いを伝えてくれました。



 

 意外にみんな『自分がいじめられていた』という記憶を持っていることに驚かされました。それでも「自分がいじめられっ子だった」というリーダーは少なく、多かれ少なかれ、みんな悲しい思いをしたことがあるんだということが分かって、静かに耳を傾けていた子ども達は「自分だけじゃない!」という思いに安堵したような表情を浮かべていました。

それでも「みんなには絶対に人をバカにするような人にはなってほしくありません。障がいのある人に対しても同じです。『そんなことも出来ないの?』ではなくて『手伝いましょうか?』という声掛けが出来る人になってほしいです」というリーダーのメッセージには、真剣に話に聞き入っていました。

リーダー達の話を聞いて、ピンクのメッセージカードに一人ひとりの思いを書きました。

「人の嫌がることはしない」「いじめをしない」などいじめについて考え、意識する日としていました。今までと同じような言葉だったとしても、子ども達のメッセージには、リーダー達からの想いが伝わっているようでした。



(厚木YMCAピンクシャツデー担当 前田 享子)