2024年1月16日火曜日

【YMCAあつぎ保育園ホサナ】お米が変身?おもちつき

 【YMCAあつぎ保育園ホサナ】活動報告

”五感を使って日本の伝統行事に親しもう”というねらいの下、
ワイズメンズクラブの石井さんのご協力を頂いて餅つきを開催しました。(ワイズメンズクラブとは、YMCAをサポートする地域のボランティア団体です。)

お餅と聞いてわくわくする子どもたちですが、出てきたのは…?お餅じゃない?
「お餅じゃない~」「ごはんだ!」
「いい匂い!」「食べたいな~」
炊けたもち米の匂いや温度に興味津々の子どもたち。
これからお餅に変身していくと聞いて、期待が高まります♪
石井さんの解説を聞きながら、もち米を潰す様子を観察!
「ねばねばになってきた~」「ちょっとだけお餅みたい」
”歯と歯で噛むのと同じなんだよ”と教わり、
「すっごい大きなお口だね!」と大笑い。

ある程度お餅になってきたら、いよいよ子どもたちの出番!
保育者と一緒に力いっぱい杵を振ります。
年齢が上がれば持ち方と立ち方を教わり、一人で挑戦。
「よいしょっ!よいしょっ!」と応援にも気合が入ります
変化していくお餅の途中経過は、ラップに包んでもらってチェック!
「かなりやわらかくなってる~!」
そしてお餅の出来上がり♪
粒粒のお米はどこへ…?なんとも不思議そうな子どもたちの視線。
「すんごいモチモチ!」「おいしそう!」
春の田植えから秋の稲刈り、そして今回の餅つき。
5歳児クラスの子どもたちは一年を通してお米と向き合ってきました。
みんなが元気に過ごせるようにと願いを込めて鏡餅を作り、お餅つきは一旦終了です。

行事に合わせて今日のおやつは特別メニュー。
お餅風に仕上げたお米に、自分好みの味付けをチョイス。
味付けはあんこときな粉とみたらし醤油。これもまた、伝統文化ですね。
「何味にしようかな~」「○○ちゃんは何にしたの~?」
「みたらし美味しい♪」「ぼくはきな粉が好きだな~」
自分で選んだ味付け、格別の美味しさだったようです。

今回みんなでついたお餅は食用にせず、感触遊びと鏡餅制作に使用しました。
匂いや感触、見た目の変化などを五感で味わいながら、日本の伝統文化である餅つきを楽しんだ子どもたち。引き続き、五感を使った見学や体験活動を私たち職員も一緒になって楽しんでいきたいと思います。
YMCAあつぎ保育園ホサナ 加藤