2024年2月3日土曜日

【あつぎ保育園ホサナ】冬でも野外でわくわくしよう

 【YMCAあつぎ保育園ホサナ】地域活動実施報告

 地域活動「わくわく自然遊び」を開催しました。

「地域で暮らす幅広い年齢層の子どもたちで集い、
自然に親しんだり異年齢交流を楽しんだりできる場所を作りたい。」
というねらいで活動しているこちらの活動。4回目の今回は冬の森林公園を探検です。
小学生から4歳児クラスまで、7名の子どもたちが参加しました。

今回はまだ行ったことのないエリアへ足を踏み入れます。まずは園内マップを確認。
「え~遠くない!?」「初めて行くところは楽しみ!」
早速不安と期待が入り混じります。
今回のテーマは”みんなで焚火をしてみよう”沸き立つ子どもたちですが…?
手元にあるのはライターだけ。材料は全て現地調達!
「ドングリ燃えるんじゃない?」
「じゃあ松ぼっくりは?」
「太い木が必要だよ」「細い枝も要るよ」
「よく燃えるやつ知ってるよ。トゲトゲのやつ」
みんなでアイデアを出し合い話し合い、歩きながら材料集め。
「教えてもらったトゲトゲのやつ、見つけた~!」
「これだけあれば焚き火出来るかな?」
「もっと集めようよ!」
収集袋の中にはみんなのアイデアがたっぷりと入りました。
火を使った活動は面白いけど、大切な約束事も沢山。
【子どもだけでは使わない。】
【火を使って良いと決められた場所で使う。】
【使い終わったら必ず消す。】
※公園での火気使用許可を取り、管理者立ち合いの下で開催しています。
どんな風に並べたら燃えるかな?まずはイメージを組み立てよう。
「すぐに燃える物を下に入れて、そこに火をつけるの」
「次は枝にする?ドングリも入れてみる?」
「ドングリと松ぼっくりは潰してから入れよう」
アウトドア経験の豊富な子どもたちが中心となって話が進んでいきます。
イメージが出来たら、みんなでBBQテーブルにお引越し。
「まだ火は付いてないからゆっくり入れて大丈夫だよ」
「松ぼっくりとドングリはここでいい~?」
準備が出来たら緊張の着火。小学生が代表で務めてくれました。
「火が付いた!」「がんばれ~!」
協力して組み上げた小枝たちを真剣な表情で見守る子どもたち。
「すっごい音が聞こえる!これは何の音?」
「火ってあったかいんだなぁ~」
「煙が目に染みる~」「ちょっと怖いなぁ」
みるみる大きくなっていく炎。見つめる思いもそれぞれ違います。
無事に焚き火が出来たお祝いに、みんなで焼きマシュマロ。
「初めてマシュマロ焼くからドキドキする~!」
「近づけ過ぎると黒焦げだからね!」
あま~くとろけるマシュマロを頬張ったあとは、おにぎりタイム。
「おにぎり何個持って来た?」「4つ!!」
眺めの良い丘の上で、仲良しで集ってのんびりと。

 自然物を使った焚き火というテーマの下で冬の自然探索を楽しんだ子どもたち。
初めての体験に触れる時のドキドキ感と、それを子ども同士でサポートし合う姿は微笑ましくも頼もしいですね。年齢や知識、アクティビティ経験など一人ひとりの持ち味が活きた活動となりました。意見を出し合ったり力を合わせたりと、子ども同士のやり取りを深められる活動を考えていきたいと思います。
 次回は3月。春の山では何が見つかるかな?こちらの活動には年長(3月のみ年中も可)から小学生のお子さんどなたでも無料で参加していただけますので、ぜひ遊びにきてくださいね。また、リピート参加の皆様はぜひお友だちにもお声がけください。
YMCAあつぎ保育園ホサナ 加藤