2016年3月3日木曜日

『日本から3時間!台湾って近いんだね』 

厚木YMCA学童クラブ あゆの学校・日本語学校との交流「台湾編」のご報告
 今年の夏休み、学童クラブ「あゆの学校」では、短期留学で台北から小学生のご姉弟をお預かりすることになっています。
そこでYMCA健康福祉専門学校 日本語学科から台湾出身の陳さんに来ていただいて、台湾の様子を伺いました。
陳さんは日本に来て2年目、今年の4月からアルバイトをしながらYMCAで日本語を勉強しているそうです。子ども達のために、写真をまとめ、プロジェクターを使って、「街の様子」や「食べ物」、挨拶などの簡単な「言葉」「遊び」「学ぶ(小学校の様子)」などを紹介してくれました。
 地図を使って台湾の位置を確認し、飛行機で2~3時間位だと知ると「近いね~」「だから顔も日本人と似てるのかな」と、低学年のメンバーからは率直に感じたままの感想が出ていました。
 台湾は日本の占領地だったという悲しい時期もあった為か、学校の時間割や教科はほとんど日本と変わりがなく、文字も日本で使っている漢字と近いので、子ども達もなんとなく読めていました。違っていたのは、台湾はほどんど北京語を話しているので、方言(台湾語もたくさんあるのだそうです)の授業があること。学生は幼稚園生のころから、みんな制服を着用していること。逆にカバンはみんな自由らしく、日本の小学生がみんなランドセルを背負っていることには、陳さんの方が目を丸くされていました。
最後に北京語で「だるまさんがころんだ」を楽しみました。北京語は日本には無い音があるので発音が難しく、みんな苦労していましたが、ルールはほとんど日本と同じなので、子ども達にも馴染みやすく、みんなで楽しみました。
 もうすぐやってくる台北のお友達とも、一緒に遊べるのを、今から楽しみにしています。
 
厚木YMCA 学童クラブ「あゆの学校」
担当 前田 享子