2016年2月3日水曜日

おさかな屋さんがホサナにやって来ました。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・食育活動ご報告

 今日は、いつもホサナにおいしい魚を届けてくれる魚屋さんによる、さわらの解体ショーを行いました。
まずは切り身の状態のさわらを見せて聞いてみます。
「お魚は海の中ではどんな形で泳いでると思う?こんな形で泳いでるかな?」
「違うよ!お魚の形で泳いでるよ!」
さすが子どもたち。ホサナでは魚のメニューの時、丸ごとの状態の写真を見せています。
「じゃあ本物のお魚は、写真と比べてどうかな!?」
魚屋さんが体長1mくらいあるさわらを見せてくれます。
「大きい!」と子どもたち。そして解体が始まります。
「包丁を見て!クッキングで使っているものとどこが違う?」と聞くと、
「大きい!」「なんかとんがってて細い」鋭くて大きな包丁を見て、子ども用の包丁とは違うことを確認する子どもたち。
最初に頭を落とし、お腹を切って、あっという間に三枚おろしになりました。
魚屋さん「心臓は、頭の下の方にあるよ」「心臓の下についているのが肝臓や胃袋だよ」
切ったばかりの頭や心臓、きれいにおろされた骨付きの身を、立ち上がって覗き込む子どもたち。
三枚におろしたら洗って血を流し、ピンセットで小さい骨を除きます。
子ども「何してるの?」「なんで骨取るの?」
リーダー「みんなが食べたとき痛くないように骨を取ってくれてるんだよ」
魚屋さん「大きい骨は包丁で取って、小さい骨はピンセットで取っているよ」
子ども「あ!給食であじの開きの時に骨取ったことあるー!」
さばかれた魚を見て
「痛そう」「かわいそう」言う子もいましたが、
「みんなが美味しいって食べてくれればお魚は喜ぶよ。」と魚屋さんが言うと、
「そっか!」と納得していました。
いつもの切り身になったさわらを見て
「美味しそう!」「早く食べたい!」と、魚が大好きな子どもたちでした。
年長さんはさばいたばかりの魚を使ってクッキングを行いました。
①西京漬け
②照り焼き
③カレーマヨネーズ焼きの3つの味に挑戦。自分たちで調味料を作り、ホットプレートで焼きました。
味を変えるだけで簡単に3種類の魚料理が出来ました!1番人気の味は③でした。
本物の魚の丸ごとの姿を見たり、給食に出るまでにお魚屋さんが食べやすく切ってくれていることを知って、もっと魚を好きになってくれたら良いと思います。
(栄養士 伊藤紗世)