2016年6月4日土曜日

地図を見ながら新緑の山道を歩いてきました。

YMCAあつぎ保育園ホサナ親子野遊び塾のご報告

 「親子野遊び塾」は厚木YMCA、YMCAあつぎ保育園ホサナが協働で開催している地域子育て支援活動です。今回は新緑が美しい丹沢大山の山道を、地形図とコンパスを使いながら親子で歩いてきました。
私たちの暮らす厚木市は、「神奈川の屋根」と呼ばれる丹沢山地に接しています。とても身近な山の自然を楽しむことができます。丹沢には鹿をはじめ様々な野生動物も生息しています。
山歩きをする時には、地図を見ながら歩くことが欠かせません。最近、スマートホンのナビ画面を頼りに山歩きをしている人を見かけることがありますが、丹沢のように市街地に接したハイキングコースでも、山の上ではすぐ圏外になって電波は届かなくなります。今回は山歩きの基本として、25,000分の1の地形図を見ながら、歩いてみました。
地形図に描かれた地図の記号から、ハイキングコース状況を読み取り、等高線を見て登山道の起伏を予測したり、自分が今いる場所を地図上で見つける方法を、実際に歩きながら地形図とコンパスを使ってみました。
ハイキングコースが整備されて、気楽にハイキングが楽しめる山はたくさんありますが、やはり地図を見ながら歩くことが出来ると安心感も違います。ハイキングの楽しみ方として、出かける前に地図を眺めていろいろ想像してみると、実際に歩いてみた時に見えてくるものも違ってきます。
親子で一緒に野外活動のスキルを実際に体験しながら学ぶ機会は、とても大切だと思います。これからも親子で様々な野外活動にチャレンジする機会を作っていきます。

(YMCAあつぎ保育園ホサナ園長 野澤ひらく)