2018年5月21日月曜日

【厚木YMCA】田んぼの感触を楽しんで。

厚木YMCA学童クラブ「あゆの学校」
厚木YMCA


~ 学童クラブ 田植え体験のご報告 ~

 5月19日(土)に、学童クラブ「あゆの学校」では、地域の田んぼで田植えの体験をさせていただきました。前日まで天候が心配される雲の厚い日で、キャンセルのお友達も何人かいましたが、みんなの祈りが通じたか、晴天とはいかないまでも、雨は降らず 気温も下がらず、ちょうどいい体感の中、地元の農家さんの田んぼで、総勢13名が田植え体験をしました。
 


 田んぼの持ち主の石井さんから、お米の苗を見ながら 「これ1本で何粒くらいのお米が出来ると思う?」「これを3~4本位を一組にするから、そうすると何粒くらいになるかな?」などのお話しに、子ども達は興味を惹かれていきました。













束になった苗の取り方、持ち方、植え方のレクチャーを受けて、いよいよ田んぼの中へ入ります。裸足の足にぬちゃ~とした感覚。足が泥の中に沈んでいく感じ、足を一歩動かすのも大変です。気持ち悪がる子もいるかと思いきや「キャー、気持ちいい!!「面白~い」「楽しい!!」と子ども達は大はしゃぎです。「田植えは、後ろ向きに進んでいくんだよ」「そうか。前に進んだら苗を踏んじゃうね」と当たり前だけど、やってみないと分からないことがたくさんあります。
田んぼの端から端までロープをひっぱって、そこに赤い印をあり、その印のところに苗を植えていきます。一人が5~6ヶ所を担当し、苗の根っこを切らないように気を付けながら植えていきました。












夢中で植えて行く中で、田んぼの中にオタマジャクシの集団を見つけたり、あまり見たことのない鳥の姿を発見し、自然の中での出会いもたくさんありました。

 

 約1時間以上かけても、田んぼ全面植えることが出来ず、「農家の人たちは本当に大変だね」と身を持って知ることができ、子ども達にとって、貴重な体験の場となりました。

「今度は秋に稲刈りにおいで」と言っていただき、「ハイ!」とみんなニコニコ笑顔。今度は収穫が楽しみです。



 お忙しいところ、快くご協力いただきました石井様には、心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


(学童クラブ「あゆの学校」担当 前田 享子)