2018年5月19日土曜日

障がいを持つ子どもの立場に立って

YMCAあつぎ保育園ホサナ療育を考えるセミナー②身体や手先の不器用さを抱えるお子さんへのアプローチのご報告」

厚木YMCA子ども館(ホサナ、児童発達支援あつぎ)により、第2回の療育セミナー「身体や手先の不器用さを抱えるお子さんへのアプローチ」を横浜YMCA学院作業療法科講師の三浦 美紀さんをお招きして開催しました。
前回に引き続き、厚木市内の子ども達の発達の支援に携わる方、障がいを持つお子さんの保護者など37名が参加しました。

五感を司る感覚器と脳の機能の発達に課題がある場合、それがどのような行動として仕草や態度に現れるかという理解と、実際の子どもの生活の様子を記録したDVDによるケーススタディ、それぞれの感覚器官の成長における役割を理解し、行動に課題がある子どものその原因を知り、寄り添う大人が、どのような配慮を持っていなくてはいけないかということを学びました。
また、その感覚を伸ばすために効果のある遊びのいろいろを紹介していた
だき事後のアンケートからも、「すぐに保育に取り入れることができそう。」と
好評でした。

何よりも、「障がいを持つ子どもの立場に立って、その感じていることや、気持ちが良くわかりました。」という意見が多くありました。子どもに寄り添う立場として、とても大切なことを学ぶことができました。

次回は7月8日(土)に第3回の子ども館の療育セミナーを予定しています。

<園長 野澤ひらく>