厚木YMCA
~ 「五感をみがこう」プログラム ご報告 ~
学童クラブ「あゆの学校」では、運動能力のみならず、様々な体の感覚を研ぎ澄ますために、遊び感覚で五感を鍛えるプログラムを取り入れています。今回は視力の中でも「動体視力」にポイントをしぼり、2人組でいろいろなチャレンジをしました。
まずは紙にかかれた迷路を目の動きだけで追い、向い合った相手が、どの線を追っていたのかを当てるゲームや棒の動きを目だけで追って、目の動きを柔らかくします。
ウォーミングアップの後は、2人組で1人が長めの定規をまっすぐ垂直に落とし、もう一方が何センチのところでキャッチ出来るかというゲーム。最初は落下させてしまっていた子もいましたが、何度もチャレンジするうちに、みんな段々上達し、高さを変えたり、キャッチする手を変えたりしながら、何度も繰り返し楽しんでいました。
よく見て、よく見てぇ |
お!とれたよ!! |
最後にリーダーが衝立の陰からボールを投げ、何と書いてあったかを当てるゲーム。なぜか
何度やっても最初は「4」という答えに、みんな大笑い。「今度はゆっくり投げるから」「よく見てね」という指示に、みんな目をお皿のように大きくして食い入るようにボールの動きを追いました。本当に見える子は見えるようで、当たると「おぉ~」「すごい」「ぜんぜん分からなかった」という声が聞こえてきました。
とれるかな? |
ボールはどこかな? |
「イチロー選手は、この動体視力がすごくて、動いているボールが止まって見えたんだって」「それでももっと鍛えたくて、こういうトレーニングを子どもの頃からしていたんだよ」などの話を聞き、知っている選手の話にみんな興味を惹かれていました。
そのあともリーダー手づくりのスラッシュカードで遊ぶ子もいて、視力をフル回転させた時間を楽しみました。
(学童クラブ「あゆの学校」担当 前田 享子)