2019年10月30日水曜日

【YMCAあつぎ保育園ホサナ】~まるごとさかなの日~

【YMCAあつぎ保育園ホサナ】

~まるごとさかなの日~

先日、アップル組、オレンジ組、パイン組の給食に
「あじの開き」を出しました。
あじの開きには、たくさん骨があります。
お箸の練習も兼ねて、あじの骨の取り方の話をしました。

まずは、生のあじを見せて、
「このお魚は何でしょう?」



オレンジ組さん、パイン組さんは大きな声で

「アジ~!!!」

と答えてくれました。


アップル組さんは、

「???サメ?」

とポカーンとしていました。

「今日の給食は、あじのお腹をちょきちょきっと切って
開いて焼いた”あじの開き”というおかずです!」



次に紙で作った大きなあじと大きな箸を使って、
あじの骨の上手な取り方を伝えます。

あじの骨の取り方は…
①はじめに、あじの開きをひっくり返して、しっぽの方を触るとチクチクする「ぜいご」と言われるうろこを見つけます。ぜいごをしっぽの方から上へ引っ張り、取ります。

②あじの開きをまたひっくり返して、上か下どちらかに付いている大きな骨を見つけます。頭かしっぽのどちらかから上へ引っ張り、骨を取ります。

③大きな骨の間にも、魚の身は詰まっているので、大きな骨をやさしくくわえて身だけ食べます。

④小さい骨も箸か手を使って取り除きます。



これが「ぜいご」だよ。




上手に骨を取るのはかなり難しそうでしたが、
みんな一生懸命とっていました。


「とれないよ~…」


ぜいご、上手にとれるかな?


大きい骨がとっても上手にとれたね。


小さい骨もとれるかな?


お箸で頑張っています。


骨の間の身も上手に食べてるね。


「大きい骨とれたよ~!!」


お箸で上手につかんでとれました。



骨をきれいにとるのは、大人でもなかなか難しいですが、
みんな、箸や手を使って一生懸命とっていました。
骨の多い魚を食べる機会は少ないと思うので
まるごとさかなの日を通して、
魚の骨の取り方を知ったり、
自分でとってみたい、
自分でもとれるんだと思ってもらえたら嬉しいです。



<栄養士 田中>