~まるごとさかなの日~
先日、アップル組、オレンジ組、パイン組の給食に
「あじの開き」を出しました。
あじの開きには、たくさん骨があります。
お箸の練習も兼ねて、あじの骨の取り方の話をしました。
まずは、生のあじを見せて、
「このお魚は何でしょう?」
オレンジ組さん、パイン組さんは大きな声で
「アジ~!!!」
と答えてくれました。
アップル組さんは、
「???サメ?」
とポカーンとしていました。
「今日の給食は、あじのお腹をちょきちょきっと切って
開いて焼いた”あじの開き”というおかずです!」
次に紙で作った大きなあじと大きな箸を使って、
あじの骨の上手な取り方を伝えます。
あじの骨の取り方は…
①はじめに、あじの開きをひっくり返して、しっぽの方を触るとチクチクする「ぜいご」と言われるうろこを見つけます。ぜいごをしっぽの方から上へ引っ張り、取ります。
②あじの開きをまたひっくり返して、上か下どちらかに付いている大きな骨を見つけます。頭かしっぽのどちらかから上へ引っ張り、骨を取ります。
③大きな骨の間にも、魚の身は詰まっているので、大きな骨をやさしくくわえて身だけ食べます。
④小さい骨も箸か手を使って取り除きます。
これが「ぜいご」だよ。
上手に骨を取るのはかなり難しそうでしたが、
みんな一生懸命とっていました。
「とれないよ~…」
ぜいご、上手にとれるかな?
大きい骨がとっても上手にとれたね。
小さい骨もとれるかな?
お箸で頑張っています。
骨の間の身も上手に食べてるね。
「大きい骨とれたよ~!!」
お箸で上手につかんでとれました。
骨をきれいにとるのは、大人でもなかなか難しいですが、
みんな、箸や手を使って一生懸命とっていました。
骨の多い魚を食べる機会は少ないと思うので
まるごとさかなの日を通して、
魚の骨の取り方を知ったり、
自分でとってみたい、
自分でもとれるんだと思ってもらえたら嬉しいです。
骨の多い魚を食べる機会は少ないと思うので
まるごとさかなの日を通して、
魚の骨の取り方を知ったり、
自分でとってみたい、
自分でもとれるんだと思ってもらえたら嬉しいです。
<栄養士 田中>