2022年3月15日火曜日

【厚木YMCA健康教育部】ピンクシャツデーが終了しました

  厚木YMCAでは、2月の1ヵ月間を使って、ピンクシャツデーを実施し、キッズ会員だけではなく、成人会員、専門学校生とも一緒に、地域に向けて、いじめや差別、偏見のない社会への提案をしていきました。

今年も保育園や学童クラブが入っているビルの1階にあるNTTDocomoさんにもご協力いただくことが出来ました。




 水泳や体操の子ども達には、絵本や紙芝居を使っていじめについて考えてもらいました。また学童保育では「しらんぷり」という長編の本を10日間かけて少しずつ読み進めました。いじめる側、いじめられる側、周りで見ている人、いじめっ子が別の場面ではいじめられていたり、いろいろな場面ごとに、子ども達は真剣に向き合って考えました。


子ども達からも、ただ「いじめは良くない」だけではなく、学年が上がるにつれて「周りの友達が変わると、自分の意見が揺らぐんだよね」「いけひとないのは分かっているんだけど、ついいじわるしたくなっちゃうことがある」「やさしいつもりで声掛けたら、相手が急に泣き出してびっくりしたことがある」など、子ども達のリアルな意見も聞くことが出来ました。


最後は一緒に活動してきた「あつぎ保育園 ホサナ」のお友達と、docomoさんの前で一緒にパチリ!!

ピンクシャツデーは年に一日だけのイベントではありません。

これからも日々の生活の中で、自分もお友達も周りの人たちも、みんなをたいせつにする気持ちを育て、みんなで考えていきたいと思います。


                                                 
                (学童クラブ「あゆの学校」担当  前田 享子)