2024年7月31日水曜日

【あつぎ保育園ホサナ】夏の水辺はわくわくするね

  【YMCAあつぎ保育園ホサナ】地域活動実施報告

 地域活動「わくわく自然あそび」を開催しました。

「地域で暮らす幅広い年齢層の子どもたちで集い、
自然に親しんだり異年齢交流を楽しんだりできる場所を作りたい。」
というねらいで開催しているわくわく自然あそび。
今年度2回目の今回は、七沢森林公園の水辺で生き物を探しに出発!
小学生と年長クラスの子どもたち、総勢11名が参加しました。

バスから降りるとジリジリと暑い夏の日差し。ミストシャワーが気持ちいい~!
猛暑のため活動時間を調整しての開催となりました。
「俺はシカを見てみたいなぁ」「え、ちょっと怖くない?」
森林公園にいる動物たちの写真をチェック。今日はどんな生き物に会えるかな?

荷物を置いて、この後の活動と注意事項について話し合います。
子どもたちからリクエストの多かったザリガニ釣りに挑戦することに。
ザリガニを釣るためには何が必要だろう?
「エサ!」「糸!」「木の棒!」
あるのはエサとタコ糸だけ。仕掛けは子どもたちで作ります。
自分で探してきた木の釣り竿に糸を結びますが、これが結構難しい。
「私結べるからやってあげるよ」「ありがとう!」
一人ではできないことも、力を合わせれば解決できるね。
「自分で結びたいからやってみる!」
リーダーの手ほどきを受けながら取り組みます。
今回、YMCAの専門学校から2名の学生がボランティア参加してくれました。
仕掛けが出来上がったら池へ行って、実際に釣ってみよう!

…あれ?
子どもたちがイメージしていたほど簡単には釣れず、なんで~!と悩む声が。
ザリガニはどこに隠れているのかな?
どうやったらエサに気付くかな?
それぞれの思惑を巡らせながら、池の周りを歩いて釣りに没頭中。

「釣れた…!!!」
参加メンバー最年長の3年生が、待望の1匹目をヒット!
「すごーい!見せて!」「どうやって釣ったの?」
子ども同士で情報交換したり見て真似したりと、一気に流れが変化します。
「やった!釣れた!誰か網を持ってきて~!」
「釣れたザリガニ、ケースに入れたんだ~」
次々と釣れ始め、大きなザリガニを釣った子も!
釣れば釣るほどコツを掴んで、みんな大満足の釣果がありました。
「思ってたより可愛いかも?」
今回の参加者プレゼントは水生生物観察ケース。子どもたちの力で大活躍しました。

「こんなに近くで初めて見た!」「トンボのお腹って柔らかいんだ」
釣り以外でも生き物探しに繰り出した子どもたち。色んな出会いがありました。
「このカエル、捕まえるの大変だったんだよ!」
自分で目的を持って取り組んだ成果を話してくれる時の表情、いいですね!
ひとしきり遊んだら、虫探しや釣りの成果をみんなで共有します。
釣りの秘訣は何だったかな?
今回は昼食を保育園へ戻ってから食べることにして、
見つけた生き物を自然に帰して早めの撤収です。

 自然の中に出て行き、それぞれの目線や目的を持って活動した子どもたち
 今回はザリガニ釣りという一つの目標がある中で、子ども同士で協力したり考えたりして取り組む姿がありました。それぞれ輝く瞬間があり、異年齢で行う野外活動の良さを改めて感じさせられました。
 次回は9月21日(土)の開催を予定しています。こちらの活動には地域にお住まいの年長から小学生のお子さんまでどなたでも参加していただけますので、ぜひ遊びにきてください。

YMCAあつぎ保育園ホサナ 加藤