2015年4月16日木曜日

ビル全館で避難訓練を実施しました。

YMCAあつぎ保育園ホサナ・ホサナの防災への取り組みへのご報告

 ホサナでは毎月1回、待避訓練を実施しています。訓練のテーマは毎回異なります。火災や震災に見舞われた際の園外への避難や、不審者への対応等の備えを毎月体験しながら学んでいます。

 今日は、ホサナのあるビル全体で火災発生を想定して避難訓練を実施しました。ホサナは4階にありますが、他の階には企業の事務所などがあります。今回の訓練は別の階で働いている会社の人も参加し、ホサナの3歳児~5歳児と、迅速に待避する訓練でした。

 全館に鳴り響く非常ベルの音を合図に、訓練は始まりました。全館放送で訓練の開始と6階での火災発生が伝えられました。子どもたちは今までの練習で身に付いたとおり、保育者に連れ添われて階段を下りて避難します。その様子を厚木消防署の消防士の方が見守ってくださいました。火災発生の合図から、ビルの駐車場への全員の避難までが約5分で完了しました。大人だけではなく、園児もいる状況でこの短い時間で避難が完了したことを、消防士の方は素晴らしいと誉めてくださいました。
 避難訓練のあとは、参加した大人が消火器を使った初期消火の体験を行いました。ホサナの保育者も園児たちの応援を受けながら消火器のホースを握りました。

 ホサナに戻って、園児のみんなは防災頭巾を素早くかぶる練習もしました。万が一に備えて、こうして退避訓練を重ねて子どもたちの安全を守っていきます。

(園長 野澤ひらく)