【YMCAあつぎ保育園】
丸ごと魚の日
~魚にも骨があるんだよ~
先日、オレンジ組・パイン組を対象に食育の一環で丸ごと魚の日を行いました。
丸ごと魚の日とは、アジの干物を骨が付いたまま提供し、自分で箸や手を使って食べて、
魚にも骨があるんだよと知ってもらうことを目的とした食育です。
栄養士からアジの干物の食べ方を教わります。
まずは『ぜいご』っていうちくちくっとした鱗をしっぽの方から取ってね。
取れたらひっくり返して上か下にある大きい骨を箸で上に引っ張りながらとるよ~!
身もきれいに取れたね。
魚の身を食べた時にチクッとしたら骨だから、口から出してね。
では、おさらいです。最初になにをとるんだっけ?
「じぇいご~」「しっぽから取るんだよ!」
「難しいよ~」「どうやってとるの?」
最初はなかなか難しいです。
「頑張ってやってみるよ!」と、
前向きな子どももいたり、
「手で触り、たくない」と、
手が汚れるから触りたくない子も中にはいました。
5歳児(パイン組)になると上手に骨を取れる子どもがたくさんいました!
「できた~!」と嬉しそうな様子。
いつもよりも時間がかかった給食の時間でしたが、多くの子どもたちが「頑張って骨を取るぞ」という前向きな姿勢で、取り組んでいました。
いつも給食で出る魚は魚屋さんが骨を取ってくれています。でも本来の魚には骨がたくさんついてるんだよということを知ることができた良い機会だったと思います。
そして頑張って骨を取ったアジは格別!
「すっごくおいしい!」「うま~い!」とおかわりする人続出でした。
子どもたちに食に興味を持ってもらえるような食育、子どもたちの成長に合った食育を行っていきたいと思います。
<栄養士 樋口 光>